在庫削減アプローチ:その2(QC的アプローチ)
在庫の管理力をアップさせる為には、倉庫内の在庫の現状を把握することが重要となります。
貢献している商品とお荷物になっている商品とを明確に区別し、前者の在庫状況と後者の処分方法を考える手段として、QCの七つ道具の一つである散布図が大変役に立ちます(*1)。
下の図表は縦軸に在庫保有日数、横軸に出荷頻度をプロットしており、それぞれの丸印が1商品となっています。
その点をクリックすると、出荷頻度、在庫日数、売上金額、在庫金額等が表示されます。又、マウスをドラックして囲めば、中の丸印の商品の入出庫と在庫状況が表示されます。
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当システムを用いればエクセルでは出来ない、簡単なデータ投入やドリルダウン方式による大きな視点から細かい視点への展開、そして簡易シミュレーション等を容易に実現することが出来ます。
このように、散布図を応用したQC的アプローチを行えば、倉庫の在庫動態がはっきり見えるようになる上(在庫の見える化)、不要な在庫の処分をシミュレーションして必要なものを必要なだけ在庫する、という必要最小限の物流に大きく近づくことができます。
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*1:この考えは湯浅和夫氏がその著書の中で紹介していた管理方法を参考にし、発展させたものです。(『物流管理のすべてがわかる本』PHP研究所P111・図表5-1)。
(次号に続く)
1970年関西大学工学部卒業。卒業後、大手食品メーカーに勤務しコンピュータシステムの開発を担当。その後、産業能率大学非常勤講師などを経て中堅文具メーカー(大阪)に勤務。同社にて、常務取締役 物流本部本部長として物流改革を担当する。現在は、中堅企業に対する物流コンサルタントとして活躍中。
中堅製造業への生産管理高度化指導に対して京都府知事より感謝状、中堅企業への物流改革貢献に対して大阪府知事賞を受賞。
主な書籍「MRP導入手引書(財団法人大阪科学技術センターより出版)」、「企業内SEのためのコンサルティング能力開発セミナーテキスト(産業能率大学より出版)」。















