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プロの視点

在庫削減アプローチ:その3(IE的アプローチ)

08/06/16>>物流コンサルタント/物流技術管理士北野 和夫 氏

在庫の現状把握をする場合、よく使われている手法にABC分析(パレート図)があります。

在庫の現状把握に有効なABC分析(パレート図)

Aランクには全体の20%のアイテム数で80%の在庫金額、Bランクには次の10%のアイテム数で10%の在庫金額、Cランクには残りの70%のアイテム数で10%の在庫金額を占めるものがあたります。


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一番貢献しているAランクの商品については、商品毎の販売計画、需要予測を立てます。

この情報に基づいて、納入リードタイム、発注経済ロット、安全在庫を綿密に計算して発注数、納期を決定します。多少の手間が掛かりますが、的確なコントロールが出来れば充分採算がとれます。


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次のBランクの商品は、あまり手間の掛からない、コンピュータによる自動発注の対象となります。

過去の出荷実績から後何日対応可能かを割り出し、発注の都度最適発注量をコンピュータで自動計算させて、発注数と納期を決定します。チェックに若干の人手が掛かるとしても、発注作業の90%以上はコンピュータによる自動処理になります。


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Cランクの商品は、発注方法は基本的にBランクと同じです。

しかし、10%の在庫金額で70%のアイテム数を占めるこの商品に対しては、アイテム数の絞込み、このような状況に陥った原因をしっかりと究明することが肝要となります。

一般的に、この部分をしっかり管理しないとCランクの商品が益々増加します。また、このCランクの商品の中にデッドストックが潜んでいることも見逃すことは出来ません。


【次号に続く】

物流コンサルタント/物流技術管理士 北野 和夫 氏
北野 和夫 氏

1970年関西大学工学部卒業。卒業後、大手食品メーカーに勤務しコンピュータシステムの開発を担当。その後、産業能率大学非常勤講師などを経て中堅文具メーカー(大阪)に勤務。同社にて、常務取締役 物流本部本部長として物流改革を担当する。現在は、中堅企業に対する物流コンサルタントとして活躍中。
中堅製造業への生産管理高度化指導に対して京都府知事より感謝状、中堅企業への物流改革貢献に対して大阪府知事賞を受賞。
主な書籍「MRP導入手引書(財団法人大阪科学技術センターより出版)」、「企業内SEのためのコンサルティング能力開発セミナーテキスト(産業能率大学より出版)」。

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