物流現場での作業効率UPポイント【2】~ピッキングシステムの導入が効率化への鍵!~
物流作業の多くは、未だに人間系の作業に頼らざる得ないのですが、
人間系の作業には考えたり、探したり、歩いたりという非効率な面があります。
これらの「思考、判断、移動」を排除し、物流作業の生産性を向上するには、
ピッキングシステムの導入が有効な手段と考えられます。
これからますます加速する小口化ニーズは、生産性の低下とコストアップという問題を引き起こし、
物流センター等の拠点では、オーダーピッキングの重要性が高まっています。
今回は、現在最も注目されている小口化ニーズに対応した、ピッキングシステムを中心に紹介します。
商品の品揃えには、摘み取り方式と種蒔き方式があり、
ピッキングシステムもこの2つの方式を基本として、作られています。
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a.摘み取り方式
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摘み取り方式には、ディスプレーなどに何を何個ピッキングするのかを、数量を表示させ、
人手でピッキングする表示装置を使ったものや、人手を使わずロボットがピッキングを行う、
自動ピッキングマシンなどがあります。
表示装置を使ったピッキングシステムは、人手によるピッキングに大変有効な方法であり、
フローラックや回転棚、積層棚、台車などの多くの機械と組み合わせて使われています。
出荷伝票あるいは集品リストによりピッキングするマニュアルピッキングに比べ、
一般的に2から3倍の高い生産性と、5~10倍の高い集品精度を両立するといわれています。

今までピッカーの熟練と質が重要なポイントとなるマニュアルピッキングでは困難だった、
非熟練作業化や短時間品揃えが可能となった、画期的なシステムといえます。
コスト的にも比較的導入しやすく、急速に普及しています。
自動ピッキングシステムは、人手を排除し、ピッキング作業を自動化したものです。
処理速度の大幅な向上と24時間稼動を可能にしますが、設備費が割高なため、
付加価値の高い商品で、一定の売上金額を超えないと導入し難いといえます。
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b.種まき方式
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一方、種まき方式では、コンベヤの上を流れる商品を客先ごとに仕分けていく自動仕分け機や、
つみ取り方式と同様に、表示装置を使い顧客ごとに配分あるいは仕分けをしていくものがあります。
この方式は、無在庫型のセンターや通過型センターの仕組みで多く採用されています。
自動仕分け機は、コンベヤ式の他にトレー式があり、それぞれ商品を形状や寸法、
重量で仕分けたり、客先別や注文別、行き先別などに仕分けたりします。

表示装置では、商品の入荷検収、分配、仕分け作業を無伝票方式で行います。
入荷順に随時、店舗仕分け等を行えるので、商品の仮置スペースが不要で、
システムの増設が容易で拡張性に富むという特徴があります。
これらのピッキングシステムは、自社の商品形態やコストパフォーマンス等を考慮し、
導入するのは言うまでもありませんが、上記にあげた各種ピッキングシステムの導入は、
小口化されたケース単位、ピース単位のオーダーピッキング作業を迅速に、かつ正確に行い、
思考、判断、移動を軽減することが可能となるでしょう。
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年々、各社から新タイプのピッキングシステムが開発されています。
これまで導入を見送られていた企業様も、
国際物流展のような展示会に足を運ばれれば、きっと新しい発見があるはずです。
実際、国際物流総合展の来場者アンケートでも、
新製品・新サービスの調査・情報収集を主な来場目的に挙げる方が半数以上を占めるようです。
皆さんも是非時間を作って展示会を覗いてみては如何でしょうか。
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国際物流総合展
会期:2008年9月9日(火)~12日(金) 10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)
1968年(昭和43年)10月25日生まれ。上智大学経済学部経済学科を3年で単位取得終了し、渡米。ゴールデンゲート大学MBAをマーケティング専攻にて取得。帰国後、船井総合研究所に入社。その後不動産会社を経て、光輝グループ入社。 光輝グループでは、物流コンサルティング及びアウトソーシング、を主な活動分野し、日本初のゲインシェアリング(成功報酬型アウトソーシング、東証一部企業)を達成する。 2000年2月14日株式会社イー・ロジット設立、代表取締役に就任する。










