在庫削減アプローチ:その4(VE的アプローチ)
在庫の様々な問題を現場から収集・整理し、
問題点の因果関係を整理することによって問題点を構造化します(図上段)

次に、構造化された問題点を目的と手段の関係に置き換えて機能系統図を作成します。(図下段)
この機能系統図により改善に着手すべきテーマとその優先順位を抽出します。
右のレベルになるほどより具体的なアクションに結びつきます。
1つの現場から多くの問題が収集されますので、実際の機能系統図はかなり複雑な図となります。
抽出された改善テーマを具体的なアクションに結びつけるために
1、改善テーマの改善可能金額(コストダウン予定金額)
2、遂行責任者
3、各担当
4、必要な期間
などを明確にします。
1つの改善テーマへのアプローチ期間は3ヶ月から長くても半年にすべきです。
あまり長い期間を設定すると効果がPRできないまま挫折することになります。
この改善活動は、社内プロジェクトチームを発足させて取組むことが良策です。
プロジェクトメンバーは物流部門といった限られた部署だけではなく、
製造(仕入)、営業、物流、情報システム、経理等できるだけ広い範囲から構成することを薦めます。
1970年関西大学工学部卒業。卒業後、大手食品メーカーに勤務しコンピュータシステムの開発を担当。その後、産業能率大学非常勤講師などを経て中堅文具メーカー(大阪)に勤務。同社にて、常務取締役 物流本部本部長として物流改革を担当する。現在は、中堅企業に対する物流コンサルタントとして活躍中。
中堅製造業への生産管理高度化指導に対して京都府知事より感謝状、中堅企業への物流改革貢献に対して大阪府知事賞を受賞。
主な書籍「MRP導入手引書(財団法人大阪科学技術センターより出版)」、「企業内SEのためのコンサルティング能力開発セミナーテキスト(産業能率大学より出版)」。










