「物流現場の見える化」~発生するミスの発見と防止~
ミスの多い現場の特徴は、整理・整頓・清掃が行き届いておらず、暗いということが言えます。
こうした現場では指示をしてもなかなか定着しません。
現場の責任者を追求しても、忙しいから手が回らないとの言い訳が出てきます。
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そこでまず一つ目に実行したのが床の線引きです。

従来の線は、ところどころ途切れたり、変色していましたので、改めて床をきれいに清掃して
全面ペンキを塗り、物を置く場所・通路・仕分け場所を明確に区分できるよう線引きをしました。
その結果、はみ出ている商品や、いつまでも放置されているパレットが無くなりました。
ピッキングは台車にダンボール箱を乗せてのリストピッキングですが、
台車の停車位置も線引きをしました。
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二つ目に実行したのが、ロケーション表示の改善です。

ゾーン表示をアルファベットの一文字をA4サイズのシートに大きく表示したことにより、
10m間隔の距離からでもハッキリと確認できるようになりました。
ラック表示はラックの両端上にB5サイズのシートに数字二文字を大きく表示しました。
商品(SKU)毎には、商品コード4桁を従来の2倍の大きさで表示しました。
そして、商品毎の区切りには廃ダンボールを利用して間仕切りを設置しました。
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三つ目には、最終仕分け工程にカゴ台車を導入しました。

カゴ台車を出荷先毎に配置し、出荷先が遠くから確認できるように工夫しました。
以上「物流現場の見える化」の結果、物流現場が整然となり見通しが良くなり、
作業で迷うことがほとんど無くなりました。
次回は、「ミスの発見方法」についてお話します。
1970年関西大学工学部卒業。卒業後、大手食品メーカーに勤務しコンピュータシステムの開発を担当。その後、産業能率大学非常勤講師などを経て中堅文具メーカー(大阪)に勤務。同社にて、常務取締役 物流本部本部長として物流改革を担当する。現在は、中堅企業に対する物流コンサルタントとして活躍中。
中堅製造業への生産管理高度化指導に対して京都府知事より感謝状、中堅企業への物流改革貢献に対して大阪府知事賞を受賞。
主な書籍「MRP導入手引書(財団法人大阪科学技術センターより出版)」、「企業内SEのためのコンサルティング能力開発セミナーテキスト(産業能率大学より出版)」。










