物流品質改善の3要素

1、人の問題
人は「ポカ」や「うっかり」で作業ミスを起こします。
緊張を持続してピッキング作業を行うには、1日5時間ぐらいが限界と言われています。
作業ミスを無くす為には継続的な教育訓練が必要となります。
作業標準、作業マニュアルを整備することも重要です。
また、ある種単調な作業に対して、積極的にやろうとする気持ち、モチベーションも大事です。
作業者にモチベーションを持たせるのには現場のリーダや責任者の力量が問われるところです。
モチベーション向上の手段として物流現場改善の小集団活動なども有効です。
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2、作業環境の問題
物流作業の現場はどうしても物流3K(きつい、きたない、くらい)の環境になりがちです。
物流現場に良い人材を確保する為には、物流3Kの解消が必要不可欠となります。
今後益々人手不足が深刻になることが予想されますので、
環境の快適さに配慮しなくてはなりません。
特に夏場などでは、スポットクーラやおおめの換気扇で
風通しを良くする等配慮することでずいぶんと働きやすくなります。
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3、組織・管理の問題
まず、会社として物流品質に明確な方針を出さなくてはなりません
(例えば出荷ミス率を6PPM以内にするなど)。
そして、その目標を達成する為にすべての関連部門の一致団結、頑張りが必要です。
目標を達成すれば営業の予算達成と同じように評価をして報いなければなりません。
また、顧客サービスの維持、向上にとって物流品質が如何に重要かを
物流業務に従事する全員に周知徹底することも大切となります。
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■エピローグ■
物流品質は顧客満足度を大きく左右し、
それを向上させる為には誤配を無くすることが最重要課題と言えます。
今回の物流改革プロジェクトチームを中心とした活動により、半年後には
目標の月3件以内が達成でき、その4ヶ月後からは連続5ヶ月間誤配ゼロの快挙となりました。
物流プロジェクトチームは現在も活動を継続し、5S活動、IEによる作業改善、
QCによる在庫の見える化など次々と新しい課題に挑戦しています。
物流プロジェクトチームは「物流改革、改善は進化させるものであり、
エンドレスである」をモットーにして活動します。
1970年関西大学工学部卒業。卒業後、大手食品メーカーに勤務しコンピュータシステムの開発を担当。その後、産業能率大学非常勤講師などを経て中堅文具メーカー(大阪)に勤務。同社にて、常務取締役 物流本部本部長として物流改革を担当する。現在は、中堅企業に対する物流コンサルタントとして活躍中。
中堅製造業への生産管理高度化指導に対して京都府知事より感謝状、中堅企業への物流改革貢献に対して大阪府知事賞を受賞。
主な書籍「MRP導入手引書(財団法人大阪科学技術センターより出版)」、「企業内SEのためのコンサルティング能力開発セミナーテキスト(産業能率大学より出版)」。















