外食産業に対する物流企業からの提案ポイント その2
前回(10/27 外食産業に対する物流企業からの提案ポイント(その1)に引き続き、
二回目の今回は、外食産業における「物流コストの考え方」をお話しし、
それを踏まえた物流企業の提案ポイントを述べたいと思います。
外食産業においては、『物流コストは食資材の購買(仕入)コストの中の一部』となります。
物流企業はそのことを理解しなければなりません。
外食産業は「店舗」が強くなければなりません。「物流」だけが強くてもダメなんです。
店舗を構成する経費のほとんどが家賃等を除くと”人件費”と”食資材費”になります。
外食産業では、この2つのコストをどうコントロールするのかが課題となります。
そして、この2つのうち物流が関係する部分は、もちろん食資材費。その食資材を
外食産業が如何に仕入れ、如何に店舗に届けるスキームを作るのかが物流構築ポイントです。
「店舗で必要とする食資材を安価で安定供給できる仕組み作り」が外食産業の喜ぶ、
求めるもので、物流企業が提案すべき内容なのです。
そして、最大のポイントであるコストに関しては、極端な話、「購買(仕入)コストが3%下がれば
物流コストが20%上がっても良い」のです。

店舗への納入価格(仕入コスト+物流コストの合計)が下がればそれでいいのです。
それを実現するために物流企業は、物流拠点機能、物流拠点配置、調達LOT、
リードタイム、在庫量基準 等々の再構築・・購買(仕入)方法を変えて、
物流のスキームを変える提案が必要となります。
つまり、『その外食産業にとって合理的な購買の仕方が出来る物流スキームを提案する』
ことが物流企業による提案のポイントになります。
しかし、実際には、購買(仕入)に関することは、物流企業からすると理解するのが難しい部分かもしれません。ゆえに、外食産業の購買(仕入)を理解し提案できる物流企業も少ないと思います。
しかし、ここまで踏み込んだ提案を物流企業が出来れば他社とのコンペにおいても物流受託を単価の競争ではなく
提案内容差別化により業務受託できるハズです。
私自身もパートナーの物流企業の方々と、外食産業の購買(仕入)の合理化をサポートする物流スキームの提案ができるように、日々勉強・日々努力しております。
『日本一の物流チームで外食産業に貢献する』を合言葉に、外食産業の購買(仕入)と物流の合理化を目指す業務用食材物流を専門としたロジスティクスエンジニア。















