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プロの視点

不況下のロジスティクス構築のために

本年最初の執筆です。

今年のロジスティクス業界の動向予測として、
船井総合研究所の見解を交えながらお話をさせていただければと思います。


2009年度を迎え、金融ショックの影響が実態経済にも見え出したのは、皆様お感じのことでしょう。 


モノが動かなくなる、物量が減少するなどの現象が実際に物流現場でも発生しだしています。 
そのような環境で物流業務を担う我々はどうアクションを起こすべきでしょうか。

コンセプトは不況下のロジスティクス構築であり、ポイントは2点です。 


一つ目は、さらなるローコストオペレーション体制の構築です。

不況下へのロジスティクス対応はサービスレベルを維持しながら、
通常時の80%運営のコストパフォーマンスが出せなければ競争力があるとはいえないと考えます。


なぜなら小売でも卸売でも全業態において
ディスカウンターの販売支援ができないとビジネスが成立しないからです。


つまり市場の価格は20%は下がっていくでしょう。

2つ目は変動対応です。

ローコストオペレーションと意味合いは似てはいますが、
こちらは柔軟性をもった対応という点で少し違います。

24時間365日対応かつ、多品種「超」小ロット化に対応しながら、
人の調達ができなければいけないということです。


不況下におけるロジスティクス構築のポイント


おそらくハイレベルな企業力勝負になってくる時代となるでしょう。

そのような時代をどう切り抜けていくか、そして勝っていくかという点においては、
まずは正攻法で行う物流を鍛えなおすところから始めるべきでしょう。


単なる策略のみでは強い体制はつくれません。


自社の物流体制の根本を基本に立ち返って見直すべきです。

つまりより単純化・簡素化することにより、見えやすい体制を構築すべきだということです。 

どのような環境でも強い企業というものは正攻法で自力・地力が強い企業です。


まさに今はそれを見直す時期です。

株式会社船井総合研究所 戦略プロジェクト本部 ロジスティクスグループ 廣田 幹浩 氏
廣田 幹浩 氏

国内大手物流・ロジスティクス系企業を経て船井総合研究所に入社。物流系システム導入支援や、物流センターの具体的カイゼンを得意とする。物流戦略の立案から戦術・戦闘レベルまでこなす物流「超」現場主義者。 物流技術管理士。(財)中央職業能力開発協会(JAVADA) ロジスティクス検定問題作成委員、(財)社会生産性本部 ビジネスキャリア検定問題作成委員。 「短期間業績アップ請負人」

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