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プロの視点

「物流企業から荷主への物流改善計画の提案」・・・顧客との関係を緊密に保つための提案

09/02/16>>廣田 幹浩 氏

世界的不況も実態的に伴ってきた感があります。
皆様もひしひしとお感じのことではないでしょうか。


こういった不況下でこそ行わなければいけないことがあります。
それは顧客との信頼関係の強化です。

これは自社も厳しければ顧客も厳しい、
だからお互いが協力し合ってこの不況下を抜けていかなければならないというスタンスのもとに
行うものです。

具体的には、自社から顧客への物流改善提案です。

顧客の営業展開における納期短縮、コスト削減により、
顧客に競争力をもってもらわなければなりません。

しかしコスト削減を行っていく上で自社の業績が低下していくということも懸念されます。

提案をすることに対して、自社の業績(月次決算・年次決算)がどう変化していくのか、
そのあたりを開示することも考慮して顧客と話し合っていかなければならないでしょう。
そういった本当の意味でのパートナーシップを築かなければいけません。


この考え方は借入を行う際に行う保証と似たところがあります。

どのような目論見・計画をもって今後付き合っていこうとするのか、
そして返済しようとするのかを明確にしておかなければ、銀行も資金を貸せませんし、
信用保証協会も保証することはできません。

それと同じように、荷主との関係を長く続けていこうとこちらが考えた際には、
それなりの将来計画が必要となるのです。

そしてそこには自社の業績と顧客への改善効果の数値は必要となると考えればスムーズでしょう。

そしてしっかりとした提案を行っていくためには、
物流企業は今より更なるレベルアップをしなければいけません。

具体的には、

更なるレベルアップ

ができるかです。

つまり現状より品質が上げられなければ、20%のコストダウンは覚悟した方が良い、
またはサービス・品質を向上していきつつ10%のコストダウンが出来なければいけないと
そういった環境になるでしょう。

それに対応していく体制を構築しなければいけません。

そういったことを念頭に置きながら顧客との関係構築のための提案が必須になるでしょう。
そのための準備をしっかり行っていきましょう。

次回より具体的施策についてお話させていただきます。

株式会社船井総合研究所 戦略プロジェクト本部 ロジスティクスグループ 廣田 幹浩 氏
廣田 幹浩 氏

国内大手物流・ロジスティクス系企業を経て船井総合研究所に入社。物流系システム導入支援や、物流センターの具体的カイゼンを得意とする。物流戦略の立案から戦術・戦闘レベルまでこなす物流「超」現場主義者。 物流技術管理士。(財)中央職業能力開発協会(JAVADA) ロジスティクス検定問題作成委員、(財)社会生産性本部 ビジネスキャリア検定問題作成委員。 「短期間業績アップ請負人」

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