倉庫のABC管理・・・その3
今回は私が実際に経験し、物流センター運営で役に立つノウハウをご紹介します。
倉庫のロケーション管理に必要な
「棚番(ロケーション番号)」の管理方法をご説明します。
「棚番」とは、商品を保管する際に、「その商品がどこにあるのか」を
登録・指示するために使う「住所」のようなものです。
例えば、ひとつの倉庫に1000個の棚があったとして、その1000個に対し
どういう番地を付けると分かりやすいでしょうか?
「1から1000まで順番に番号を振ればいい?」
「倉庫のエリア別にA・B・Cと番地をつけて、その中で連番を振れば
もっとわかりやすいんじゃないかな?」
いろいろと考えが浮かぶとは思いますが、私がお薦めするのは以下の方法です。
倉庫の「棚番」に対して4つの要素を下記の順に数字で設定します。
1番目 通路 入口から順に01、02、03・・・
2番目 通路の左右 右、左、どちらかが1で、もう一方が2
3番目 奥行き 手前から01,02,03・・・
4番目 高さ 1,2,3・・・
これらの組み合わせだけで、かなりの数の棚でも「棚番」の設定ができます。
(より大きな倉庫の場合は、「エリア」を設定した上で、エリア内を
上記の4つの組み合わせで管理します。)

【2番目の通路の、右手の、手前から1棚目の、3段目の場合・・・】
<02 2 01 3>
なぜこの順番か?というと、私が実際に現場で作業をしていた時に、
この順番が一番作業しやすかったからです。
1 まずは該当する通路に向かい
2 通路の左右を確認し
3 指定の奥行きまで進み
4 指定の高さのものを取る(または指定の高さに収める)
この順番を変えてしまうと、スムーズな現場作業はとてもできません。
実際に倉庫で作業をされたことがある方なら納得していただけるのではないでしょうか?
これから新規に棚を設置する予定がある物流現場があれば、是非参考にして下さい。
昭和47年宮城県仙台市生まれ。平成2年仙台第二高等学校卒業、平成6年東北学院大学卒業。
大手物流会社の現場やSEを経験後3PL担当営業に従事。数多くの物流センター構築に携わる。平成18年より(株)エスワイ・ロジステックスの営業・企画担当取締役として物流コンサルティング、3PL構築に従事。現在は環境配慮型物流のビジネスモデルを展開中。
趣味は料理、釣り、ゴルフ。料理の腕はプロ級。















