物流拠点統合のメリット・デメリット(前編)
各業界において、物流の拠点数を見直す企業が増えています。
理由は様々ですが、不景気を端に発したリストラによる拠点見直し、共同物流を目的としたものなど、
いずれの場合も「コスト削減」というテーマを持って行われています。
実際、拠点統合するとどんなメリットがあるのでしょうか?
そのメリットをいくつか挙げたいと思います。
<メリット1> 拠点をまとめる事により、倉庫代が安くなる
どんな倉庫にも無駄なスペースはつきものです。
大きな倉庫にまとめて保管する事により、不要な在庫の削減や効率的な保管が
できるようになります。
<メリット2> 保管されている商品の量がわかる
複数の拠点を持つと、同じ商品が各拠点にばら撒かれたり、
それぞれの担当者が在庫を囲い込んでしまったりと、
どうしても見えない在庫が増えていく傾向にあります。
拠点を減らす事によって、本来必要な在庫数がハッキリし、商品の発注量や
保管すべき量が明確になります。
<メリット3> 商流を含めた物流のネットワークが明確化される
各拠点、それぞれにサプライヤーや顧客との繋がりがあり、
それが複雑に絡み合って企業は成り立っています。拠点を統合する際には、
商流を含めた物流の見直しをする良い機会になります。
整理されたネットワークは、スムーズな経営に繋がります。
<メリット4> 人員の削減が可能
同じ作業をまとめて行う事ができるようになります。
よって、重複した作業分のコスト削減が出来、その分の人員数の減らす事ができます。
物流業務でも、人件費は大きなウエイトを占める為、大きな改善効果が見込めます。
統合にはメリットばかりでなく、デメリットも当然あります。
このデメリットに対し、どのように対応していくかを予め検討しておく必要があります。
(後編につづく)

1968年(昭和43年)10月25日生まれ。上智大学経済学部経済学科を3年で単位取得終了し、渡米。ゴールデンゲート大学MBAをマーケティング専攻にて取得。帰国後、船井総合研究所に入社。その後不動産会社を経て、光輝グループ入社。 光輝グループでは、物流コンサルティング及びアウトソーシング、を主な活動分野し、日本初のゲインシェアリング(成功報酬型アウトソーシング、東証一部企業)を達成する。 2000年2月14日株式会社イー・ロジット設立、代表取締役に就任する。















