売らないルール
「私たちは~します」よりも「私たちは~しません」という宣言の方が、
責任姿勢を表すのには、効果が高いと思います。
後者の方が、自らへの戒めを表現する力が強い語尾だからです。
これからは、経済至上主義に基づかない、エコで安全な本物を求める人が増えてくるはずですから、
顧客を安心させるための、こういった宣言はとても重要になります。
カタログハウスは、食品、化粧品、洗剤などの専門通販カタログ『ソロー』で、
それぞれの品目について「売らないルール」を定めて、宣言しています。
例えば、食品については、以下の9つの項目を掲げています。
1)食品添加物を含むもの
2)遺伝子組替え作物や、それらを原料とする成分が含まれているもの
3)主要原料に、「農薬の使用実態や残留」が不明な農産物が含まれているもの
4)輸入牛およびそれらを由来とする成分が含まれているもの
5)主要原料に、抗生物質をはじめとする「薬品類の使用実態や残留」が
不明な畜産物・海産物が含まれているもの
6)食品にふれる包装材に塩化ビニル・ポリスチレン・エポキシコーティングがされているもの
7)製造時の賞味期限管理が不明確なもの
8)製造工程に金属探知機などによる金属排除の対策がとられてないもの
9)製造工程と生産管理体制の確認ができないもの
この他、化粧品は10、洗剤は4つの「売らないルール」があります。
同社は、この『ソロー』の巻頭で、次のように述べています。
これまで問題なく商品を納入してくださっているメーカーさんに対する信頼に変わりはありませんが、
あえて小社は読者の代表となったつもりで、これまで以上の注意をはらって対応してまいります。
どの企業も、顧客に代わって調達を行ない、商品・サービスを提供しています。
「私たちは~しません」と宣言し、責任姿勢を示しましょう。
これからの時流下では、非常に重要な取り組みです。
・カタログハウス→ http://www.cataloghouse.co.jp/

物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、新規事業の立ち上げを得意とする。最近は、既存の運送・倉庫事業と相乗効果の高い環境ビジネス開発を、主テーマとして活動している。永年物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。
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【著書】
「最新 物流業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」
「最新 法人営業の基本としかけがよ~くわかる本」
「中小企業は『環境ビジネス』で儲けなさい!」(共著)















