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プロの視点

パレットについて知ろう

10/06/07>>角井亮一 監修

皆さんが物流現場で必ず見かけるマテハンの一つにパレットがあります。
パレットとは、フォークリフトやハンドリフトで商品を運びやすくする為に利用される土台です。
いつも何気なく使っているパレットですが、様々な仕入先から商品を入れている物流会社では、
数種類のパレットを見かけます。
パレットには複数の種類がありますが、一応、統一された規格サイズ(JISです)があります。

現場では「イチイチのパレット」と呼ばれ、そのサイズは1100(mm)×1100(mm)となっています。
日本では、このサイズが標準ですが、ビールパレットというビールを搬送するのに使用されるパレットなどもあります。
ちなみに規格サイズは900(mm)×1100(mm)で、こちらもJIS規格です。

サイズも様々ですが、その素材にも種類があります。木製パレット、プラスチック製パレット、
アルミ製パレット、紙製パレットなどがあり、代表的なものは、木製とプラスチック製でしょう。
最近は、食料品などは、「木製パレットを使うな」、と木製パレットの使用を制限している現場が増えてきています。

理由は、木製パレットの上で保管していると、木の匂いや前に乗せていた商品の匂いが移ってしまうからです。
受け取った商品から、別の商品の匂いがしたら、受取側はいい気持ちしませんから、
クレームに繋がる事もあるようです。

パレットのような日常的に使っているものには、あまり気が向かないのが普通です。
昨今はB2Cの物流が大きくなり、このようなクレームはすぐ噂になってしまう時代ですから、
こんなちょっとした事でも気をつけていきたいですね。

物流現場においてパレットは、必須アイテムなので、仕入先に返却しない
で、ずっと利用されている荷主さんも少なくないのが現状です。
日々コスト削減が叫ばれるなか、メーカーはいかにパレットを回収するかが課題になっています。

自動化の流れで、パレットにもバーコードを付けたり、RFIDタグを付けたりと工夫していますから、
このような費用も全て日常手にしている商品の金額に付加されていると考えれば、
「パレットだからいいや」という思いは変えていかねばいけないと思いますね。


パレットについて考えてみよう。サイズ、木製パレットの匂い移り、回収コスト etc.

株式会社イー・ロジット チーフコンサルタント 角井 亮一 氏
角井 亮一 氏

1968年(昭和43年)10月25日生まれ。上智大学経済学部経済学科を3年で単位取得終了し、渡米。ゴールデンゲート大学MBAをマーケティング専攻にて取得。帰国後、船井総合研究所に入社。その後不動産会社を経て、光輝グループ入社。 光輝グループでは、物流コンサルティング及びアウトソーシング、を主な活動分野し、日本初のゲインシェアリング(成功報酬型アウトソーシング、東証一部企業)を達成する。 2000年2月14日株式会社イー・ロジット設立、代表取締役に就任する。

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