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プロの視点

在庫を出来るだけ少なくし、在庫切れをなくす(1)

14/05/26>>角井亮一 氏 監修

今回は、在庫管理について話をしたいと思います。

テーマは、 在庫を出来るだけ少なくし、在庫切れをなくす事です。
その為のポイントを3つご紹介したいと思います。

 ■ポイント1.
  常に在庫の実態(在庫回転率・在庫日数、在庫コスト、
  同業他社比較)を把握すること。


中小企業であれば、同業他社比較は難しいかもしれません。
しかし、 在庫回転率や在庫日数を図る事は可能です。


 在庫回転率(回) = 出荷金額 / 在庫金額


出荷金額は、1年間を通じ、出荷した商品の合計金額で求める事ができます。
在庫金額は、現在在庫にある金額そのものです。
(在庫金額は、厳密には、機首在庫と期末在庫を足して2で割る方がより望ましいです)

在庫回転率を求める事で、1年間でどのくらい在庫が入れ替わったかがわかります。
ただ求めるだけでなく、毎年計算し、過去のデータと 比較する事が重要です。

特に、在庫回転率が下がっている場合は、売れない商品の在庫が増大している
可能性があります。

在庫として停滞期間が長くなればなる程、その在庫にかかった費用がより注意深く
在庫を見ていくことで、その対策が自ずと見えてくるでしょう。
可能であれば、品目別にチェックしたいですね。

在庫日数は、品目ごとの在庫回転率を使う事が多いです。
計算式は、


 在庫日数(日) = 365日 / 在庫回転率


で求める事ができます。

この指標では、その在庫がどの程度の期間、倉庫に眠っているかが一目瞭然と
なります。在庫日数が長い場合は、それだけ保管料や管理費などがかかって
おり、売り上げて回収するまでの期間が長く、利益が確保できなくなっています。

在庫削減をする為の候補として、リスト化するといいでしょう。

また、逆に在庫日数が短すぎる場合は、在庫切れの危険があります。
発注してから倉庫に入るまでのリードタイムより短い場合は、特にこまめな
在庫管理が必要になるでしょう。


このように、物流現場でも、どのような発注をするか、あるいは発注されているかを
知る事で、前準備も可能になります。

もし、在庫回転率や在庫日数を求めていないようでしたら、計算してみてください。


次回は、残りのポイント2と3について書いてみようと思います。


つづく



在庫を出来るだけ少なくし、在庫切れをなくす(1)





株式会社イー・ロジット チーフコンサルタント 角井 亮一 氏
角井 亮一 氏

1968年(昭和43年)10月25日生まれ。上智大学経済学部経済学科を3年で単位取得終了し、渡米。ゴールデンゲート大学MBAをマーケティング専攻にて取得。帰国後、船井総合研究所に入社。その後不動産会社を経て、光輝グループ入社。 光輝グループでは、物流コンサルティング及びアウトソーシング、を主な活動分野し、日本初のゲインシェアリング(成功報酬型アウトソーシング、東証一部企業)を達成する。 2000年2月14日株式会社イー・ロジット設立、代表取締役に就任する。

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