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プロの視点

アメリカ流通業の最新動向(48)ウォルマートがドローンによる在庫管理技術をメディアに公開

16/8/1>>ジェイ 広山 氏

世界最大の小売企業であるウォルマート
FAA(米連邦航空局)及びNASA(米航空宇宙局)と共同で自律ドローン技術を開発し、
ドローンを利用した新たな在庫管理技術のメディア向けデモンストレーションを
本社のあるアーカンソー州ベントンビルのディストリビューションセンター(DC)内で行いました。

カメラとセンサーを内蔵した約1メートル四方のクアッドコプター型ドローンは、
約3万4千坪の巨大な倉庫内をプログラミングされた飛行ルートを飛びながら、
1秒間に30枚の在庫を撮影しセンター内にある管制センターに送信され、
追跡照合番号のスキャンに使われ、
在庫データがリアルタイムコンピューター制御マップに映し出されるようになっています。

マップ上では在庫の保管場所が正しければ緑色を示し、
保管棚に在庫がなければ青色、
商品が誤った保管場所にあれば赤色を示すようになっています。
従業員は画面上でドローンの作業の進捗状況を監視します。

同社によると、この在庫管理用に開発されたドローンを利用することで、
2人がかりで1ヶ月かかっていた作業を最短で1時間に短縮できるとしています。
また、危険を伴う10メートル以上の高所での作業や
リフトを使っても困難だった作業も無人で行えることで、
効率性はもとより安全性も高められるとしています。

尚、同技術はまだ開発段階にあり、稼働には6ヶ月から9ヶ月程度を要するとしていますが、
同社では米国内にある190ヶ所のDCの全てに導入する予定です。

また、ドローンを利用した宅配技術の開発はアマゾン・プライムエアが先行していますが、
ウォルマートも昨年10月にドローンを使った屋外飛行実験の許可をFAAに申請しています。


ドローン技術の用途が多様化しています。



オフィス J.K. 代表 ジェイ 広山 氏
ジェイ 広山 氏

1958年東京生まれ。卸売会社の営業及び企画開発部門に勤務後、渡米。 リサーチ会社勤務及びフリーの視察旅行コーディネーターを経て、1987年に友人とともにオフィスJ.K.を設立し代表を務める。日本及び米国の流通業界の生成、発展、展開に関する幅広い知識と全米の商業施設開発(都市開発を含む)に関する豊富な現地調査の経験を有しており、日本百貨店協会、日本ショッピングセンター協会、日本小売業協会の米国流通視察コーディネーターを長年務めるなど、
日米両国において多くの団体/企業のコーディネーション、コンサルティング業務、
講演会を数多く手掛け、その独自の視点と分析は高い評価を得ている。

・日本百貨店協会 スペシャルアドバイザー
 (季刊発行JDSA USAリテールレポート執筆・編集、2003年~
・日本ショッピングセンター協会 SCアカデミー講師(2007年~)
・国際ショッピングセンター協会 会員
・株式会社丹青社 アドバイザー
・JRグループ 米国流通業界レポート
 (年次レポート:2002~2006年、季刊レポート:2007年10月~)

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