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アメリカ流通業の最新動向(51)メイシーズが100店の閉店を発表

16/11/7>>ジェイ 広山 氏

世界最大のデパートメントストアチェーンであるメイシーズが2017年初めまでに100店を閉店すると発表しました。

2010年以降不採算店舗90店の閉店を進めてきたメイシーズですが(※新規オープンは13店)、新たに発表した同計画は次期CEOへの就任が決まっているジェフ・ジネット氏(現メイシーズ社長)が今後の成長戦略として公表したもので、同氏は「近年、顧客の購買行動は大きく変化している。売り上げが伸び悩んでいる店舗を閉店することで、収益が見込める店舗でのサービスに集中でき、結果的に業績回復につながる」と語っています。

また、新たな集客の見込めるブランドの誘致やオンラインショッピングの強化、店舗で開催するイベントの充実といった新たな方針を発表し、安定した経営を目指すとしています。同時に、閉店する店舗数は全店舗の約15%にあたるが、売上高の構成比は4%の約10億ドルに過ぎないとしています。

現CEOのテリー・ラングレン氏は「市場環境が急速に変化する中、顧客にファッション、品質、バリュー、コンビニエンスを提供し続けるというメイシーズの伝統をさらに進めるために決断した」と語った。閉店する店舗の詳細についてはまだ発表していません。

尚、同社の店舗閉鎖のニュースに対して、同社の株価は2008年以来となる16%の上げ幅を記録しました。

また、同社の2015年度の売上高は270億7,900万ドル、営業利益高は20億3,900万ドルで営業利益率は7.5%、純利益高は10億7,000万ドルで純利益率は4.0%です。

店舗数はメイシーズが661店、メイシーズ・ホーム及びファニチャーストアが73店、オフプライス業態のメイシーズ・バックステージが6店、ブルーミングデールズが34店、ブルーミングデールズ・ホーム4店、ブルーミングデールズ・アウトレット16店、ブルーマーキュリーが77店の合計871店です。

この他、中東のドバイにブルーミングデールズ及びブルーミングデールズ・ホームをそれぞれ1店ライセンス出店しています。

店舗面積が20万㎡を超えるメイシーズ本店(マンハッタン)


オフィス J.K. 代表 ジェイ 広山 氏
ジェイ 広山 氏

1958年東京生まれ。卸売会社の営業及び企画開発部門に勤務後、渡米。 リサーチ会社勤務及びフリーの視察旅行コーディネーターを経て、1987年に友人とともにオフィスJ.K.を設立し代表を務める。日本及び米国の流通業界の生成、発展、展開に関する幅広い知識と全米の商業施設開発(都市開発を含む)に関する豊富な現地調査の経験を有しており、日本百貨店協会、日本ショッピングセンター協会、日本小売業協会の米国流通視察コーディネーターを長年務めるなど、
日米両国において多くの団体/企業のコーディネーション、コンサルティング業務、
講演会を数多く手掛け、その独自の視点と分析は高い評価を得ている。

・日本百貨店協会 スペシャルアドバイザー
 (季刊発行JDSA USAリテールレポート執筆・編集、2003年~
・日本ショッピングセンター協会 SCアカデミー講師(2007年~)
・国際ショッピングセンター協会 会員
・株式会社丹青社 アドバイザー
・JRグループ 米国流通業界レポート
 (年次レポート:2002~2006年、季刊レポート:2007年10月~)

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