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プロの視点

人事の時代・・・その3

16/11/21>>成沢 拓也 氏

前回の続きです。

3.人材定着の風土を作る

そしてもう一つ大事なことは、採用した人が定着するような風土をつくるということです。
採用制度や教育システムなどの仕組みを充実させることと合わせて、「この会社なら安心して働ける」と思ってもらうような風土を作らなければ「仏作って魂入れず」となってしまいます。

そのために大事なことは、採用した人のことを良く理解したうえで、可能な限り個別対応をするということです。

当社の話で恐縮ですが、事業所のメンバーとは月一回一時間だけ一対一で話す機会を作っています。(これを「ワンオンワン」と呼んでいます。)

一人一人と仕事以外の家族の話や趣味の話、近況の話などをして彼らの環境や仕事観などを良く理解する努力をしたうえで、できる限り彼らの希望に沿う働き方ができるように努めています。

なぜなら働いている人はみな事情を抱えているからです。
たとえば両親の介護や子育ての問題、自分や家族の健康状態、
大事にしていること(夢や目標、趣味やライフワーク、習慣など)との両立など、それぞれみな違います。

事情が違えば仕事観も違います。じっくり長く働きたい人と短時間で集中して働きたい人、より責任のあるポジションで仕事をしたい人とあまりプレッシャーのない仕事をしたいという人、どこに出張してもかまわない人と自宅の近くや在宅で働きたい人など、本当に多種多様なのです。

そんな彼ら一人一人のことを良く知らなければ、会社として彼らの希望に合わせた働き方を提供するということはできません。

逆に言うと、それができれば彼らは安心して仕事に取り組めるため、会社に対して最大のパフォーマンスで返してくれます。

当然人材の定着率も上がります。

これは会社が大変になるという話ではなく、会社と働く人どちらにもメリットのある話なのです。

グループウェアを展開するサイボウズは、「100人100通りの働き方ができる会社」を目指している会社です。(チームのことだけ考えた。青野慶久)

多様な働き方を選択できるようにした結果、離職率が28%から4%に低下したそうです。


「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが(少し意味が違いますが)、これからの経営においては「人事」の重要性が高まることは間違いありません。

是非採用や人材定着率でお悩みの企業では、人事について再考してみてはいかがでしょうか。

以上


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株式会社 エスワイ・ロジステックス 取締役 成沢 拓也 氏
成沢 拓也 氏

昭和47年宮城県仙台市生まれ。平成2年仙台第二高等学校卒業、平成6年東北学院大学卒業。
大手物流会社の現場やSEを経験後3PL担当営業に従事。数多くの物流センター構築に携わる。
平成18年より(株)エスワイ・ロジステックスの営業・企画担当取締役として物流コンサルティング、3PL構築に従事。
*物流技術管理士、趣味は料理、釣り、楽器演奏、ロードバイク*

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