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プロの視点

事故防止を考える~事故を個人のせいにしないアプローチ~・・・その1

16/12/19>>成沢 拓也 氏

いよいよ今年も年末が差し迫ってきました。

物流担当者のみなさまは、すでに一番の繁忙期である年末をどう切り抜けるかということに、
思考を巡らせているのではないかと思います。僕もその一人です。

繁忙期対策をはじめ物流担当者の悩みの種はいろいろありますが、
一番の困りごとは「事故」だということには異論が無いと思います。

皆様の一番の悩みの種である「事故」について、それをいかに防止するか
という課題で数回にわたり述べさせていただきます。

物流業界における「事故」は様々なものがあります。
輸送車両が関係する交通事故、それに伴う貨物の破損や延着事故、
倉庫や工場などの構内で発生する衝突事故、作業におけるミスが起因する不具合、
納入先や集荷先における人的トラブル・・・・
他にもあげたらきりがないほどあります。

これらの事故はほぼすべてにおいて、「人的ミス」が起因しています。
例えば交通事故に関しては、運転手の操作ミス、確認ミスが原因でしょう。
倉庫や工場における衝突事故については、操作者の安全不確認や速度違反などが原因となるでしょう。
作業におけるミスについては、作業者のルール違反や不注意が原因ということになります。

こうして考えると、事故の原因は「ミスをした人のせい」ということになります。
実際、物流業者は事故を起こした際に荷主に対して「顛末書」「対策書」といったものを提示するのですが、その内容については「ミスを起こした人」が「どんなミスをしたか」そして「その人に対する指導をどうするか」という内容で完結している場合がほとんどです。

しかしながら、この方法では事故を根本的に減らすことはできません。
なぜなら事故は個人のせいで起こるのではなく、様々な原因がありそれらの不具合から発生するからなのです。

一例ですが、作業者の環境や業務設計に問題があると事故は発生します。

次週以降、みなさまとともに「事故を個人のせいにしない」アプローチで事故防止について考えてみましょう。

以上




株式会社 エスワイ・ロジステックス 取締役 成沢 拓也 氏
成沢 拓也 氏

昭和47年宮城県仙台市生まれ。平成2年仙台第二高等学校卒業、平成6年東北学院大学卒業。
大手物流会社の現場やSEを経験後3PL担当営業に従事。数多くの物流センター構築に携わる。
平成18年より(株)エスワイ・ロジステックスの営業・企画担当取締役として物流コンサルティング、3PL構築に従事。
*物流技術管理士、趣味は料理、釣り、楽器演奏、ロードバイク*

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