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プロの視点

アメリカ流通業の最新動向(53)実店舗網を拡大するアマゾン

17/1/10>>ジェイ 広山 氏

アマゾンは2014年末にサンフランシスコのウェストフィールド・サンフランシスコセンターにポップアップストアの1号店をオープンしましたが、その後徐々にストアを増やしており、現在では13州で26店を展開しています。

さらに、年内中に30店以上を新たに出店する他、来年末までに100店以上の展開を予定しています。同店の店舗面積は28m2から46m2と小型で、同社の電子書籍リーダーのキンドル、ファイアTV、スマート家電のエコーや、これらの機器のアクセサリーなどを販売しています。同社ではポップアップストア拡大の具体的な目的などは表明していませんが、顧客に同社の機器を気軽に試していただき、会員組織であるアマゾン・プライムやオリジナル・テレビ番組のアマゾン・オリジナルスなどを知ってもらうためにあると述べています。

尚、同店は、アマゾン・ブックストアを運営している小売チームではなく、デバイス・チームが運営していることから販売ではなくアマゾン機器などの紹介に注力していると見られます。

また、同社のヒット商品であるスマート家電のエコーもマポップアップストアの拡大に関係が深いと推測されています。
また、アマゾンの書店であるアマゾン・ブックストアはシアトルに続いて、サンディエゴに2号店がオープンし、オレゴン州タイガード地区に3号店、シカゴ近郊に4号店の計画も発表しており、ニューヨークのハドソンヤードへの出店も噂されています。

加えて、生鮮を含む食料品のオンライン販売を行っている会員制のアマゾン・フレッシュが、パイロットストア20店を2018年末までにオープンすると発表しました。20店のうち10店はクリック&コレクト(オンライン注文、カーブサイド・ピックアップ)に特化したストアとする他、後の10店は従来のスーパーマーケットの形態にドライブスルーを取り入れる予定で、店内からの注文に対応するインストア・キオスクや車のナンバープレートからプライム会員を認識するナンバープレート・スキャニング(license-plate scanning)なども導入するとしています。

候補地としてはシアトルやラスベガス、ニューヨーク、マイアミ、サンフランシスコのベイエリアが上がっています。
同社では試験運用がうまくいけば今後10年間に最大2,000店をオープンする予定です。

ところで、話は変わりますが、ドミノピザが世界で初めてドローンによる配達をニュージーランドで始めました。また、ノルウェー最大の食料品販売オンラインサイトであるコロニアルが自動運転配送車を開発したと発表し、行政の認可が得られ次第運用したいとしています。
行政当局によると早ければ来年中にも許可する予定だとしています。


ドミノピザ
参照動画:https://youtu.be/jvlMvErIv4g


コロニアル
参照動画:https://youtu.be/_rYwnw4_2wU



オフィス J.K. 代表 ジェイ 広山 氏
ジェイ 広山 氏

1958年東京生まれ。卸売会社の営業及び企画開発部門に勤務後、渡米。 リサーチ会社勤務及びフリーの視察旅行コーディネーターを経て、1987年に友人とともにオフィスJ.K.を設立し代表を務める。日本及び米国の流通業界の生成、発展、展開に関する幅広い知識と全米の商業施設開発(都市開発を含む)に関する豊富な現地調査の経験を有しており、日本百貨店協会、日本ショッピングセンター協会、日本小売業協会の米国流通視察コーディネーターを長年務めるなど、
日米両国において多くの団体/企業のコーディネーション、コンサルティング業務、
講演会を数多く手掛け、その独自の視点と分析は高い評価を得ている。

・日本百貨店協会 スペシャルアドバイザー
 (季刊発行JDSA USAリテールレポート執筆・編集、2003年~
・日本ショッピングセンター協会 SCアカデミー講師(2007年~)
・国際ショッピングセンター協会 会員
・株式会社丹青社 アドバイザー
・JRグループ 米国流通業界レポート
 (年次レポート:2002~2006年、季刊レポート:2007年10月~)

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