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プロの視点

事故防止を考える~事故を個人のせいにしないアプローチ~・・・その2

17/01/23>>成沢 拓也 氏

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

前回の続きです。

事故防止のマネジメントにおいて個人のミスのことを「ヒューマンエラー」と呼びます。

特定の個人が「やるべきことをやらなかった」、「手順通りに行わなかった」、「余計なことをした」、「技術が低く作業ミスをしてしまった」、そのようなミスがこれにあたります。

前回お話した通り、事故の多くは「ヒューマンエラー」が原因で起きます。

ではこの「ヒューマンエラー」についてミスをした個人の立場になって考えてみましょう。

なぜ前述のようなミスをしてしまったのでしょうか?

・業務の習熟度が低いために手順を間違えてしまった
・手順が複雑でかつ手順書がわかりにくいために間違えてしまった
・機材・設備の状態が悪いために作業ミスをしてしまった
・連日残業続きで疲れていて集中力が下がっていた
・成果を出そうという気持ちが強すぎて余計なことをしてしまった
・体調がすぐれないために普段起こさないような間違いをしてしまった


いかがでしょう?

実はそこにはいろいろな内的・外的要因があることが分かります。

このように「ヒューマンエラー」に関わる内的・外的要因のことを「ヒューマンファクター」と呼びます。

「ヒューマンファクター」の要素を分析するためによく使われるのがSHELモデル(またはM-SHELLモデル)です。



※M-SHELLモデルイメージ


このモデルでは、ヒューマンファクターの概念を以下の要素で図示しています。

1.作業者本人(中央) L
2.作業者を取り巻く周囲の4つの要素 S、H、E、L
3.これらの管理運営 M

この図を見ると「ヒューマンエラー」には当事者の理由のほかにも、マニュアル、機材・道具、作業環境、関係する人員、これらの管理教育体制など、たくさんの要素が影響していることが分かると思います。

続く




株式会社 エスワイ・ロジステックス 取締役 成沢 拓也 氏
成沢 拓也 氏

昭和47年宮城県仙台市生まれ。平成2年仙台第二高等学校卒業、平成6年東北学院大学卒業。
大手物流会社の現場やSEを経験後3PL担当営業に従事。数多くの物流センター構築に携わる。
平成18年より(株)エスワイ・ロジステックスの営業・企画担当取締役として物流コンサルティング、3PL構築に従事。
*物流技術管理士、趣味は料理、釣り、楽器演奏、ロードバイク*

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