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プロの視点

事故防止を考える~事故を個人のせいにしないアプローチ~・・・その4

17/03/21>>成沢 拓也 氏

前回の続きです。

様々な対策をしても発生してしまう「ヒューマンエラー」にどう向き合うか?
それについてご説明いたします。

まず大事なことは「人間は本来エラーをするものである」という考え方です。
ヒューマンエラーを無くすための努力はそれで大事なのですが、どんなに頑張っても人間が行うことである以上はヒューマンエラーをゼロにすることはできません。

その考えに立って必要なことは、「ヒューマンエラーを事故につなげない方法」を作るということです。

ヒューマンエラーと事故はイコールではありません。
例えば車の運転でいうとヒューマンエラーと事故の関係は以下のようになります。



これを見ていただくとわかると思いますが、ヒューマンエラーをすることは事故の原因にはなりますが、必ず事故が起きるわけではありません。
しかしヒューマンエラーを続ければいつか必ず事故が起きることは想像できるでしょう。

ヒューマンエラーを事故につなげないためには、以下の3つの考え方があるといわれています。

1. エラーを気付かせる方法
2. エラーを事故につなげない対策
3. エラーによって事故につながりそうになった事例から学ぶ方法

これらについてご説明いたします。

1. エラーを気付かせる方法
昔の自動車は、100km/h以上の速度を出すと「キンコンカンコン」という音が鳴りました。(若い人たちにはわからないかもしれませんが・・・)
これは、運転者に「速度を出しすぎですよ。事故の危険がありますよ」という合図だったと思います。(眠気を誘うという理由から採用されなくなったと記憶していますが)
たとえを変えて、銀行のATMで現金を引き出す際に、現金を取るのが遅いと「現金をお取りください!現金をお取りください!」というアナウンスが流れると思います。
これも、現金の取り忘れを知らせる合図です。

このように、人間がエラーをしたときに何かしらかの「エラーを気づかせる方法」があれば、事故の未然防止につなげることができます。

続く




株式会社 エスワイ・ロジステックス 取締役 成沢 拓也 氏
成沢 拓也 氏

昭和47年宮城県仙台市生まれ。平成2年仙台第二高等学校卒業、平成6年東北学院大学卒業。
大手物流会社の現場やSEを経験後3PL担当営業に従事。数多くの物流センター構築に携わる。
平成18年より(株)エスワイ・ロジステックスの営業・企画担当取締役として物流コンサルティング、3PL構築に従事。
*物流技術管理士、趣味は料理、釣り、楽器演奏、ロードバイク*

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