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プロの視点

アメリカ流通業の最新動向(60)
主要小売各社の2016年度オンライン売上高

17/8/22>>ジェイ 広山 氏

2016年度のオンライン販売業界の売上高は、アマゾンが前年比27.1%増の1,360億8,700万ドルと群を抜いています。次いで、アップルが40.0%増の168億ドルですが、ウォルマートが3位にランクされており、売上高は12.2%増の150億2,900万ドルに及んでいます。但し、総売上に占める構成比は3.1%で米国内売上高の4.1%に留まっています。

ホームセンターのホームデポとローズの他、コストコやターゲットも急伸させていまして、ホームデポは19.5%増の56億900万ドル、ローズは21.1%増の21億530万ドル、コストコは15.0%増の40億2,050万ドル、ターゲットは22.9%増の30億8,210万ドルですが、構成比はそれぞれ5.9%、3.2%、3.5%、4.4%に過ぎません。

収益力の急減に苦しんでいるデパートメントストア各社は、伸び率が鈍化しつつありますが売上は依然順調に伸ばしていまして、構成比が高まっています。メイシーズのオンライン売上高は前年比10.0%増の68億3,100万ドルと依然二桁増を続けており、総売上高に占める構成比は26.5%に達しました。コールズの売上高は1.8%増の28億7,000万ドルと微増に留まりましたが、構成比は15.4%に及んでいます。ノードストロームは前年比13.7%増と依然好調で売上高は32億1,900万ドルとなり、売上構成比は21.8%と、20.0%を超えました。復調の兆しが見えつつあるJCペニーも9.5%増の15億5,000万ドルと好調で、売上構成比は12.4%です。顧客の囲い込みで知られるニーマンマーカスの売上高は14億3,610万ドルで、前年比伸び率は7.3%増に留まっていますが、構成比は29.0%にまで達しています。

また、家庭用品店のウィリアムズ・ソノマのオンライン売上高は4.4%増の26億3,360万ドルと伸びは鈍化していますが、売上構成比は51.8%にも及んでいます。
加えて、アパレル・アクセサリー業界におけるオンライン売上高上位10社はギャップ、L.ブランド、アーバンアウトフィッター、アセナ・リテイルグループ、フットロッカー、J.クルー、アバクロンビー&フィッチ、アメリカンイーグル、ルルレモン・アスレチカ、エクスプレスですが、これら10社の総売上高に占めるオンライン販売の構成比は前年より1.3ポイント上がった19.0%になりました。中でも、J.クルーは37.7%、アーバンアウトフィッターは34.9%にも及んでいます。



出所:eMarketer、Office J.K. ※カタログ販売を含む。また、オフィスサプライストアの2社は未公表。




オフィス J.K. 代表 ジェイ 広山 氏
ジェイ 広山 氏

1958年東京生まれ。卸売会社の営業及び企画開発部門に勤務後、渡米。 リサーチ会社勤務及びフリーの視察旅行コーディネーターを経て、1987年に友人とともにオフィスJ.K.を設立し代表を務める。日本及び米国の流通業界の生成、発展、展開に関する幅広い知識と全米の商業施設開発(都市開発を含む)に関する豊富な現地調査の経験を有しており、日本百貨店協会、日本ショッピングセンター協会、日本小売業協会の米国流通視察コーディネーターを長年務めるなど、
日米両国において多くの団体/企業のコーディネーション、コンサルティング業務、
講演会を数多く手掛け、その独自の視点と分析は高い評価を得ている。

・日本百貨店協会 スペシャルアドバイザー
 (季刊発行JDSA USAリテールレポート執筆・編集、2003年~
・日本ショッピングセンター協会 SCアカデミー講師(2007年~)
・国際ショッピングセンター協会 会員
・株式会社丹青社 アドバイザー
・JRグループ 米国流通業界レポート
 (年次レポート:2002~2006年、季刊レポート:2007年10月~)

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