物流コストを削減したい企業様のためのお役立ちサイト 物流コスト削減.COM

  • HOME
  • 初めてご利用の方へ
  • メールレター配信申込
  • 記事投稿
  • サイトマップ
サイト内検索

お問い合わせフォームはコチラ

プレミアムコンテンツ 湯浅和夫の「物流の常識・非常識」
No.7 ロジスティクスにおける物流の動き方:2009/1/6配信
-----------------------------------------------------------------------------------

ロジスティクスの三要素のうち三つ目が「物流体制」です。
ロジスティクスは、出荷動向を把握し、それに合わせて商品を調達します。
次に必要なことは、調達した商品を市場に適正に配置し、顧客からの注文に応じて納品することす。
これが物流です。

さて、物流体制については、すでにどの企業にも存在しています。
それでは、現行の物流とロジスティクスにおける物流とでは何も変わることはないのでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。当然、様変わりします。

物流とロジスティクスの考え方は何が違うのか

ただ、妙な言い方をしますが、「外観」を見ただけでは、その違いはわかりません。
工場から在庫を積んだトラックが出発し、物流センターに向かいます。
物流センターでは、それを荷受し、在庫として保管します。顧客から注文が来ると、
その品揃えのためにセンター内で作業が行われます。
そして、顧客に向かってトラックが配送に向かいます。

このような動きは、いままでの物流もロジスティクスにおける物流も違いが見らも面積も変わっているはずです。

なぜ、このような違いが出るのでしょうか。その理由は明らかです。
出荷動向に適合させて在庫の管理が行われているか、生産や仕入、営業などの都合を
色濃く反映した形で在庫が生まれているかです。
後者の場合は、在庫を管理するという考えは存在していません。

物流センターの中で、在庫を毀損(きそん)しないよう、あるいは誤出荷などしないよう
管理が行われていますが、このような意味での「在庫管理」ではありません。
市場における販売動向に合わせて必要最小限の在庫を維持するための管理です。
これが、本来言われている「在庫管理」ですが、このような管理は多くの企業で存在していません。

これがないということは、出荷動向を把握していないということを意味します。
逆に言うと、出荷動向が把握できていないから、本来の在庫管理ができないのだということです。
つまり、現在の在庫は、市場動向とは無縁の形で発生し、動かされているのです。

市場動向をベースに在庫を管理しているか、市場動向と無縁の形で在庫を動かしているかで、
Δ海箸任后まbr /> つまり、現在の在庫は、市場動向とは無縁の形で発生し、動かされているのです。

市場動向をベースに在庫を管理しているか、市場動向と無縁の形で在庫を動かしているかで、
物流は、まったく異なった様相を描きます。今回の話では、具体的なイメージを
描くことができないかもしれません。次回以降で、その様相を具体的に説明したいと思います。


湯浅和夫氏のプロフィール

株式会社 湯浅コンサルティング 代表取締役社長
1946年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、(株)日通総合研究所に入社。同社常務取締役を経て、2004年4月(株)湯浅コンサルティングを設立し代表取締役社長に就任、現在に至る。(財)食品流通構造改善促進機構「電子商取引導入推進検討委員会」、国土交通省「自動車税制研究会」、(社)日本ロジスティクスシステム協会「物流技術管理士専門委員会」など歴任。著書多数。

image