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プレミアムコンテンツ 湯浅和夫の「物流の常識・非常識」

No.14 物流拠点在庫の決め方:2009/8/3配信
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物流拠点における在庫量を適正に保つということは、物流拠点に置く在庫の量を決め、
必要な量だけ補充することを繰り返すことを意味します。
このことは、工場から物流拠点への輸送量も妥当な量が送られていることを意味します。

ここでわかることは、1.物流拠点に保持する在庫の量を決める、2.補充に必要な量を算定する、
という二つのことが必要になるということです。
そして、これが在庫管理と呼ばれるものの内容です。

1.物流拠点に保持する在庫の量を決める、2.補充に必要な量を算定する

いまから、この説明をしていきますが、在庫管理などというと面倒な感じを受けるかもしれませんので、
特に在庫管理など意識せずに話を進めていきます。
まず、保持する在庫の量をどう決めるかということについて考えてみましょう。
さて、どのように決めればよいのでしょうか?

ここで、これについて考えるのに適当な問題を出してみましょう。
ここに100人の部隊がいたとします。これから戦いに出るにあたって必要な軍需物資を準備することになります。
この準備と移動がロジスティクスの役目です。

さて、あなたに水の準備が命じられました。さて、どれくらいの水を準備すればよいでしょうか。
100人という人数はわかっています。また、一人一日の消費量もわかります。計算を簡単にするため、
それを1L(リットル)とします。
ここまで言えば、すぐにおわかりだと思いますが、量の決定には、もう一つの情報が必要になります。
それは「何日分」を用意するかということです。

この簡単な例でおわかりのように、ある量を準備するときには「何日分」という計算のための枠が必要になるのです。
これがないと、適正量の算定はできません。
物流拠点に置く在庫も同じです。どれくらいの在庫を持つかとなったら、最初に必要となるのが「何日分の在庫を持つ」
という枠の決定です。これが決まってなければ、そもそも物流拠点に在庫は持てないはずです。

適正在庫量の算定にはまず「何日分の在庫を持つ」か、決める必要がある。

さて、みなさんの物流拠点では「何日分」の在庫を持つと決めていますか?
もし万一決まっていないとなったら、何を根拠に在庫を保持しているのでしょうか?
それでは、その何日分というのは、どのように決めればよいのでしょうか。
私自身は、適当に1週間分とか10日分とか決めればいいと言っていますが、
そういうと、適正な日数というのはどう決めたらいいのでしょうかという質問を受けることがあります。

さて、適正な在庫日数とは何日なのか考えてください。
私の答えは次回披露します。


湯浅和夫氏のプロフィール

株式会社 湯浅コンサルティング 代表取締役社長
1946年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、(株)日通総合研究所に入社。同社常務取締役を経て、2004年4月(株)湯浅コンサルティングを設立し代表取締役社長に就任、現在に至る。(財)食品流通構造改善促進機構「電子商取引導入推進検討委員会」、国土交通省「自動車税制研究会」、(社)日本ロジスティクスシステム協会「物流技術管理士専門委員会」など歴任。著書多数。

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