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プレミアムコンテンツ 湯浅和夫の「物流の常識・非常識」

No.38 これまでの物流拠点コストの削減策 :2011/8/1配信
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これまでのコスト削減策ということで、前回は輸送コストについて方策を示しました。

今回は、その続きで、物流拠点にかかわるコスト削減策を見てみたいと思います。

ここでは、方策としていろいろあるでしょうが、
主要なものの一例を列挙してみると、下記のような方策があげられると思います。

1.拠点集約・拠点機能の見直し(TC、DC)
2.保管効率の向上
3.作業方式の改善
4.庫内レイアウトの見直し(DTSの導入)
5.適正人員配置計画の導入
6.作業進捗管理の導入



物流拠点関係のコストは、大別すれば、スペースの費用と作業にかかわる費用に分けられます。

スペース費用の削減ポイントは、面積をいかに小さくするかです。

そのために行われるのが拠点の集約であり、機能の見直しです。
DCというのはディストリビューション・センターの略称で、
在庫を持って出荷作業をするセンターです。

TCは、トランスファー・センターの略称で、
在庫を持たず、入荷したものを即仕分けして出荷するセンターをいいます。

TCは、在庫を持たない分面積が小さくて済みます。
その意味で、TC化というのが一つの方向性です。



作業にかかわる費用の削減ポイントについては、説明の必要はないと思います。

一般には、効率化とか生産性の向上と言いますが、
要は、より少ない人員でより多くの仕事ができるような体制を作ることです。

逆に言えば、同じ仕事なら、いかに少ない人員で業務をこなすかという取り組みです。



列挙してあるのは、そのための方策です。

ちなみにDTSとあるのは、
以前ご紹介したことがある「ダブル・トランザクション・システム」の略称です。

在庫を出荷用と補充用の二つのエリアに分けて別置きすることで出荷作業エリアを狭くして、
作業効率をあげるという方策です。



さて、この物流拠点関係のコスト削減という点でロジスティクスはどのようにかかわってくるのでしょうか?

もうおわかりのことと思いますが、そのかかわり方について考えていただきたいと思います。

次回、これについてお話しします。





湯浅和夫氏のプロフィール

株式会社 湯浅コンサルティング 代表取締役社長
1946年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、(株)日通総合研究所に入社。同社常務取締役を経て、2004年4月(株)湯浅コンサルティングを設立し代表取締役社長に就任、現在に至る。(財)食品流通構造改善促進機構「電子商取引導入推進検討委員会」、国土交通省「自動車税制研究会」、(社)日本ロジスティクスシステム協会「物流技術管理士専門委員会」など歴任。著書多数。

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